高速道路走行中の吹雪による視界遮断(ホワイトアウト)の問題点(危険)と安全対策に関して
高速道路運転中の吹雪による視界遮断(ホワイトアウト)の問題点と安全対策に関して
問題点(危険):
- 突然、最悪視界の2-5m先も見えないという状態が起きる。(濃霧と吹雪)
- 高速道路なので停車できない。
- 運送業などは、尚更、業務中のため、停止できない。
- 停車してもハザードランプも見えない。
- 自分がどこを走っているのかがわからない。
- 休憩ポイントまで行くことが困難。
- 休憩ポイントの入り口もわからない。
- 事故が発生していることも遠くから確認できない。
- 積雪が始まっている場合ブレーキが利かない。停止距離が伸びる。
- 積雪によって、スリップし、上手く運転できない。
- 事故が起きても救助まで、時間がかかる。(事故現場まで到達が困難)
安全対策
- 雪が降り始めたら、出来るだけ早く、高速から降り、安全を確保するか、一時休憩ポイントまで行く。
- すでに天気予報で吹雪になるとの予想が出る。または、走行が無理な状況になりそうだと判断した場合、サービスエリアや一時休憩ポイントの安全位置で待機する。
- 特に山岳地帯を走行中、日本海側を走行中は、無理をせず、待機する。
- 走行中に濃霧・吹雪に見舞われた場合、もし、路肩があり、停車できるならそこでハザードランプをつけ緊急停車する。
- それも難しく、究極的に視界が見えない場合、速度をかなり落とし、センターライン・追い越し線を見ながら、ハザードランプを点滅しながら、休憩ポイントまで徐行する。
- 追突の可能性を回避するため、走行中は、かならず、ハザードランプを点灯し、後続の車に自分の存在を知らせる。
- 車によっては、プリクラッシュブレーキ機能による車間を保つセンサーをフル活用する。
- ラジオや交通情報を常に流し、情報を得る。
- 事故が起きたと知った場合、事故対応として、後続車に知らせる必要があるが、吹雪の高速道路に出ることも跳ねられる可能性があるため、とにかく、救助要請の電話110番または、非常電話または、#9910をして、指示に従う。
- 救助が来るまで、車内または、安全な場所で待機する。もし、車を横に移動できるなら安全な場所まで移動する。すこし、吹雪がおさまったら、後続への警告をするため、表示板・発煙筒を使用する。
- とにかく、後続車にこれ以上の事故にならないように警告し、配慮する。
大事なのは、雪が降ると分かったら、無理をしないで安全を確保すること!
高速道路を運転しなければならない皆さん、本当にお疲れ様です。お気をつけて!
NEXCOの事故対応を参考に
https://www.c-nexco.co.jp/safety/justincase/accident/
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